「何か物足りない」を解消。NIKO LIFEさん流お部屋の満足度を上げるテクニック

   
特集#1:模様替え、何から始める?NIKO LIFEさん流春らしいお部屋づくりスタートガイド

前回までのおさらい

前回は人気クリエイターのNIKO LIFEさんに、模様替えのはじめ方や春らしさを取り入れる方法について、簡単に取り入れやすいアドバイスを中心に教えていただきました。

今回は主要な家具は揃ったのに、何か物足りないな…と感じている方に向けて、NIKO LIFE(通称 NIKO)さんによる解説とあか抜けるためのテクニックについてお届けします。

NIKOLIFEさんに学ぶ春の模様替え:インタビュー画像
NIKOLIFE:プロフィール画像

NIKO LIFEってどんな人?

PROFILE
暮らしと空間を豊かにするライフスタイルブランド「BONUQUE」のブランドディレクター。自身のYouTubeチャンネル「NIKO LIFE」では、インテリアや日々の暮らしにまつわるVlogを発信し、20〜40代女性を中心にチャンネル登録者数79万人超の支持を集めている。
YouTube:@nikolifework
Instagram:@niko_lifework

春の模様替え動画を「NIKO LIFE」で公開中

NIKO LIFEチャンネルでは、春の模様替えをテーマにクラッシュゲートのアイテムを取り入れた春らしいコーディネートを公開中です。下記サムネイルまたはタイトルをクリックしてご覧いただけます

なぜ、部屋がイマイチに見えるのか?

リビングダイニングのコーディネートサンプル画像
──

今の時期、模様替えや新生活で家具を取り揃える方は多いと思います。

ソファ、ダイニングテーブル、チェアなど主要アイテムはある程度揃ったのに、物足りなさやイマイチに感じることが部屋づくりの中で意外とあるんじゃないでしょうか。
そうなってしまう原因と解消できるテクニックがあれば、伺いたいです。

NIKOさん

そうですね、「色」と「素材」がキーワードだと考えています。

まずは「色」の場合。
例えば、カーテンもラグもベージュ。そこに合わせるテーブルやソファはウッド系で床(フローリング)と同じ色合いで馴染み過ぎている。
部屋がイマイチあか抜けないと悩んでいる方は、この組み合わせをしている人が多い印象です。なかにはラグがなく、テーブルとフローリングが一体化してしまっているケースも。

まとまらなくなるのが怖くてつい、同じ色で合わせてしまう。それが逆に部屋全体をぼんやりさせて、単調な印象になってしまうんです。

NIKOさんインタビュー画像

──

なるほど。色合いや材を揃えて家具を選ばれるお客様は多いですね。

NIKOさん

色を揃えること自体は悪くないと思います。ただ、イマイチだなと感じているなら、あか抜けるためにちょっと踏み出す勇気が必要です。

前回もお話しした3色のルール。メインカラー:75%、ミドルカラー:20%、アクセントカラー(差し色):5%と割合が決まっています。

ベースは壁面や床、カーテンはベージュやホワイト系でほぼ構成されているので、その中にミドルカラーとワンポイントでビビットな、はっきりしたカラーを差し色で加えれば、メリハリが出てすごくあか抜けますよ。

そういった配色のルールがない、または差し色がないパターン。もしくは色数が多すぎて、カラフルになりすぎているパターン。
イマイチに感じる時は、いずかのパターンに該当する方が多いです。

そういう方はまず、基本色を絞ることが重要だと思います。
この部屋は、ベース:ホワイト、ミドル:ライトブラウン、差し色:ブルーのようにルールを決める。

配色ルールを決める

──

動画で登場したNIKOさんのお部屋も、この配色のルールが意識されていましたね。

NIKOさん

はい。今回の模様替えでは、オフホワイト、ライトブラウン、スモークブルーの3色を使っています。
お部屋のアクセントになるポスターやクッションカバー、プレートやテーブルランプなどの小物類は、ブラウンやブルーのものを選んでつながりを持たせ、全体にまとまりを出しています。

NIKOさんコーディネート配色

NIKOさん

お部屋づくりをする際にぜひやっていただきたいのが、スマホで部屋全体の写真を撮ること。これは私も実践している方法なんですが、スマホで撮った写真を見ながら考えると、自分の部屋を客観視できておすすめです。

NIKOさんインタビュー画像

素材や質感の違いを意識する

NIKOさん

次のキーワード「素材」について。
よくあるケースで説明すると、床とテーブルを同じような素材にすると、馴染み過ぎてぼんやりしてしまいます。そういう場合には、ウッド系でも素材感が異なるものを組み合わせてみるのがおすすめです。

例えば、こちらのブラックの脚にペーパーコードの座面を組み合わせたチェアの場合、ペーパーコードと床の色が近ければリンクさせてまとまりが出せます。さらに脚部のブラックが差し色になって空間を引き締め、チェアの存在感を引き立ててあか抜けます。

NIKOさんインタビュー画像

──

なるほど。素材感(風合いや手ざわり)の違いとブラックカラーでメリハリを利かせられますね。

NIKOさん

そうなんです。このように「色」と「素材」の違いで遊ぶのも楽しいですよ。

コーディネートって難しく感じるかもしれませんが、今までお話ししたように、イマイチだと感じた時は「色」と「素材」を意識しながら、お部屋づくりを試してみてほしいなと思います。

その中でも「ラタン」は独特の抜け感があり、カンタンにあか抜けた印象を作れる素材なので、特におすすめします。

NIKOさんインタビュー画像

──

「ラタン」推しですね。
ラタンならではの軽やかさがあるから、部屋に入れるとガラリと印象が変わりますね。同じナチュラルな色合いでもオーク材などウッド系とは雰囲気が違いますよね。

NIKOさん

そうですね、一気に雰囲気が軽くなるというか。全然違いますよね。

私の動画の視聴者さんからお話を聞いて多いと感じるのは、最初にファブリック張りのソファをリビングの中央にドンと置いて、続くダイニングのチェアもダークトーン系のファブリックで揃えちゃうケース。

もちろん、落ち着いた雰囲気にしたい、汚れが目立ちにくいものにしたい等、色々考えた上で選ばれているんですが、狭い部屋やミニマルな間取りでコーディネートする場合は特に、色合いまでダークトーンで揃えてしまうと圧迫感が出て重たい雰囲気になってしまうんです。

そうならないように、ウッド系のソファでは背面が格子状になっているものや、ラタンのラウンジチェアなど抜け感があるものを。ファブリックはホワイトやベージュなど明るい色や淡色のものを選ぶようにすると、重厚感と抜け感両方のバランスが取れていいと思います。

NIKOさんインタビュー画像

部屋の満足度をもっと上げるには

──

家にある家具が北欧系ならそれに近いテイストで合わせる方が多いと思いますが、アイテムを新しく追加する時に既存のインテリアと喧嘩しないようにうまくバランスを取るには、どんなことに気を付けるといいでしょうか?

NIKOさん

こちらも「色」と「素材」を意識するとうまくまとまると思います。

他には、あえて異素材を混ぜてみるのもおすすめです。家具を大きく変えられなくても陶器やガラスのフラワーベースなどを飾ってみる。
素材や風合いが違うものを置くだけで空間にメリハリが出ますよ。

NIKOさんインタビュー画像

NIKOさん

家具を変えたい場合は、ソファやテーブルは部屋の印象に占める割合が大きいので、まずはチェアを取り入れてみると良いと思います。

NIKOLIFEさんに学ぶ春の模様替え:インタビュー画像

 

ここまでのまとめNIKOさん流 物足りなさを解消&お部屋の満足度を上げるポイント

「色」と「素材」を意識する

  • :配色ルール(ベース75%:ミドル20%:アクセント5%)に沿って色を決める。
  • 素材:同じ素材のもので統一してしまわず、近い色合いのもので素材を変えてみる。近い色合いならまとまりつつも風合いの違いで空間にメリハリを演出できる。

ダークトーンのファブリックやウッドを使いすぎると部屋の印象が重くなってしまう。配色の選定と配分、素材やデザインで抜け感を出し、バランスをとる。

NIKOLIFEさんに学ぶ春の模様替え:インタビュー画像

コーディネートの満足度を上げるテクニック

  • 新しいアイテムを既存のインテリアと馴染ませる際は「色」と「素材」を意識する。家具の場合は部屋に占める面積の少ないチェアから取り入れるのがおすすめ。
  • 空間にメリハリをもたせるなら、異素材と組み合わせると良い。
    陶器やガラスのフラワーベースなど、素材や風合いが違うものを取り入れる。
NIKOLIFEさんに学ぶ春の模様替え:インタビュー画像

──

最後に、今回のNIKOさんのアドバイスをクラッシュゲートのスタイリング写真を使って考えてみます。ラタンを取り入れたコーディネートの参考にしてみてください。

NIKOさんコーディネート配色
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NIKOさん推しの素材「ラタン」を取り入れたコーディネート。ラタンならではの抜け感や軽やかさがあります。

配色は、ベース:ホワイト(壁面や床)、ミドル:ライトブラウン(ラタンや木製家具)、アクセント:オレンジとコバルトグリーン(クッション、チェア)の4色を使用。

ソファやラグをベースの中間色(ベージュやアイボリー)にすることで空間と馴染ませ、ソファやコーヒーテーブル、チェアの脚部はブラックスチールで揃えてつながりを持たせています。

クッションやチェアのファブリック、ラグの模様に散らしたアクセントカラーがメリハリを出し、脚部のブラックが空間をぐっと引き締め、バランスの取れたまとまりのある空間となっています。

いかがでしたか?

今回は部屋がイマイチに感じる要因や解消する方法について教えていただきました。次回はNIKOさんがお家に迎えたい家具やインテリアについてご紹介します。記事は5月15日公開予定です。お楽しみに。

 

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