【連載|style crash vol.13】Movies&Rooms

2026年4月7日

スタッフの考える理想のコーディネート

StyleCrash vol.13

トップ画像


Movies&Rooms

~映画好きがつくる、映画のある部屋~


スタッフ黒木の画像

「今日は何を観よう。」

そのひと言から始まる、彼女の映画時間。
STYLE CRASH vol.13は、EC課・黒木さんが考える"映画を楽しむための部屋"を再現。映画好きの彼女がつくる理想の部屋を覗いてみましょう。



お部屋の間取り図



1. テーマについて


今回は、子育てがひと段落した夫婦が、「ゆったりと映画を楽しむ部屋」を作りました。

以前は、映画をよく観ていましたが、子どもが生まれてからはなかなか時間が取れなくなってしまいました。だからこそ今回は、もう一度映画を楽しめる部屋をつくりたいという思いがありました。

映画が好きなのは、自分の知らない文化や出来事に触れられたり、別世界にワープしたような感覚を味わえるから。

それに、映画を一本観るだけで、その一日に価値が生まれる気がするんです。そんな充実感も、映画の大きな魅力だと思っています。

映画好きのリビングのお洒落なコーディネート例


2. コーディネートについて


▶ インスピレーションは"リトル・ダンサー"

今回のコーディネートは、好きな映画『リトル・ダンサー』の雰囲気を再現することからスタートしました。

大学生の頃、イギリス旅行中に舞台を観に行った思い出の作品でもあり、炭鉱町を舞台にした物語や街全体の空気感、服装やインテリアがとても印象に残っています。今回はその世界観を空間に取り入れてみました。

雑誌を読む姿とアートボードの写真

▶ ダイニングとサイドボードの選定

ダイニングはウィルキンソン先生宅の北欧ヴィンテージをイメージし、 デッケマークをセレクト。マークの色味と、どこか懐かしさのある雰囲気がぴったりでした。

サイドボードのストックも、同じくウィルキンソン先生宅から着想を得ました。北欧らしい柔らかなデザインで、配線穴もしっかり備えている点は、リアルヴィンテージには少ない新品ならではの魅力。この部屋を考える中で、最初に選んだアイテムです。

北欧ヴィンテージをイメージしたスタイリング

▶ 映画の為のソファ選び

ソファは パンプ
映画を観るときにくつろげるふっくらとした座り心地と、何より見た目で選びました。曲線的で甘くなりがちな北欧インテリアに程よいスパイスを加えてくれて、全体が重すぎず、スタイリッシュで品のある印象に。木脚なので空間にも自然に馴染みます。

意外なキーポイントになっているのが、レインの1人掛けソファ。
映画は寝転ぶより、きちんと座って観たい派なので、個人的に欠かせない存在でした。起毛感のある生地は肌触りが良く、パンプとの素材の違いが抜け感を生んでくれます。

映画館にいるような気分を味わえるのも、ホームシアター用の家具としてもいいなと思いました。


座り心地が最高なブラックのソファの写真

3. 散りばめられた映画愛


実は、好きな映画の中にさりげなく登場するディテールを、この空間にそっと溶け込ませています。ぱっと見ただけでは気づかないかもしれないけど、分かる人には分かる、みたいな。

映画が好きだからこそ、細かい部分にまでこだわりたくて。この部屋には、自分なりの"映画愛"を沢山詰め込んでいます。

映画愛があふれる部屋の雑貨や植物のディスプレイ

4. 部屋と映画の関係性


「映画を見るための部屋」と「映画が好きの部屋」をどう融合させるかが、思った以上に難しくって…。"鑑賞に集中できるインテリア"と"映画から着想を得たインテリア"って、実は全く別物なんですよね。そのバランスを取るのが、一番悩んだところでした。

今回、あらためて感じたのは、映画と部屋ってやっぱりすごく近い存在だということ。映画を観る時って、どうしても背景の家具や空間まで見てしまう。完全に職業病ですが(笑)
それも含めて映画の楽しみ方のひとつだと思っています。

映画好きだからこそできた部屋。この企画をきっかけに、インテリアにも目を向けて映画を楽しんでもらえたら嬉しいですね。

プロジェクターのある部屋でコーヒーを片手にチルタイムを楽しむ女性

5. 裏話


実は、今回の空間には、ひっそりと"愛用品"もひとつ忍ばせています(笑) そのアイテムが、『ポピーキッズチェア』。

私の愛用品NO.17で紹介している、お気に入りなのですが、今回はあくまでさりげなく… 気づいた人だけが「これか」というバランスで空間に溶け込ませています。

人気の子供用の椅子

Inspired by these films

  • リトル・ダンサー(2000年)

    主人公の少年ビリーが、性差別と偏見と葛藤しながらバレエダンサーを目指す、誰が何と言おうが自分の好きなものを貫く大切さを教えてくれる映画

  • わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年)

    病気により働けなくなったダニエルが失業手当を受給するために翻弄する。社会の制度へのわずらわしさと矛盾、“福祉は弱者の味方ではないのか”を考えさせられる映画。


STYLE CRASHではブランドスタッフの理想のお部屋作りを通して、インテリアやコーディネートの楽しさをお伝えしていきます。どうぞお楽しみに。

スタイルクラッシュロゴ画像

STYLE CRASHって?

働くスタッフ1人にフォーカスを当て、その人が考える憧れの部屋のコーディネートをクラッシュの家具を使って表現する企画です。

コーディネートの背景には、その人の人物像(ライフスタイル・好きなもの・大事にしていることなど)が含まれています。

型にはまらず自由にコーディネートすることで生まれる新しいスタイルを提案します。


前の記事
次の記事
記事一覧に戻る